[時事]「児童ポルノ禁止法:改正案の課題 与党と民主、異なる「単純所持」定義」(毎日.jp)
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-20 9:00)
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http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090720ddm012040023000c.html 昨日のエントリーで、民主党の政策を貶したが、この報道で見る限り、児童ポルノ禁止法に関しては、意外にも、民主党案のほうが優れているように思われる。自民党案は、児童ポルノの定義にあいまいさを残しており、当局の恣意性が入る余地が大きく、非常に危険だ。ここで引用されている保坂転展人氏の批判にまったく同意する。 また、次の文章は注目に値する: これに対して、葉梨康弘議員(自民) ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-20 9:00)
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祝日。目が覚めると6時。今日は一日寝過したかと思ったら、午前6時だった。 私は家にクーラーがないので、自宅ではクーラーをつけない生活をしているが、もともと気温に鈍感なほうであるせいか、とくに不便していない。しかし、もしかしたら睡眠が浅くなっているのかもしれない。 午前中に、桜木町の神奈川県立図書館へ行く。本を借り出してすぐ図書館を出て、逗子にもどる。このまま自宅に帰って、休養することも考えたが、まだ時間もあるので大学へ向かう。佐島方面行の急行バスを始めて利用する。新沢トンネルまでの道がかなり混んでいて ...
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[雑][時事]なぜそれでも政権交代が望ましいか?
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-19 9:00)
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民主党の科学技術製作についてごく短いエントリーを書いたら、ずいぶんとアクセスがあった。普段私が書く、科学史・科学技術論関係のことに比べてはるかに大勢の人が関心をもつテーマなのは当然だろう。 民主党は現在新しいマニフェストを作っているらしいので、現時点で判断するのは、早すぎるかもしれない。だが、現時点で表明されているものに関しては、科学技術政策に限らず、民主党の政策全般に納得の行かないところがあるし、いくつかはっきりと反対するところがある。たとえば、高速道路の無料化には私はまったく反対である。公務員改革 ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-19 9:00)
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日曜日。ファミレスで昼食を食べて、午後から大学へ。読書と学会発表の準備。 夕食後、水泳2000m。今日は、のんびり泳ぐつもりだったが、速い人がいたので、ついつられて、ペースが上がってしまう。また記録更新して、45分11秒。ちょっとこれ以上は、簡単には短くできないだろう。
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-18 9:00)
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土曜日。午前中、休養し、午後から大学へ行く。 あまり仕事はすすまない。このところG.H.ミードに関心をもっている。 夕食後、水泳、2000m。46分26秒。全力で泳げば、45分台も可能だろうと思う。そのうち、気が向いたらやってみよう。 9時20分ごろの終バスで帰宅。
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-17 9:00)
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今日も東京出張。駒場へ行って、午前中図書館で仕事。午後から最後の授業。続いて、MITから来ている大学院生のプレゼンを聞き、最後に科哲の大学院生の発表を聞く。どちらもとても興味深い題材で、大変有望。 最初の話は、第二次世界大戦ごろの、アメリカと日本におけるパイロットの訓練の話。初期のアメリカのパイロットの訓練用シミュレータは、ようするに計器飛行の練習のためのかなり原始的なものだったけれど、見かけだけではなく、実際に、遊園地の乗り物とつながっているらしい。これはとても面白い話だと思った。日本の場合はどうな ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-16 9:00)
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東京出張。午前中遅くに到着したので、ルオーのカレーで早めのランチ。そのあと、スーバックスでコーヒーを飲みながら本を一冊読んだあと、図書館で仕事。 午後6時から科学・技術と社会の会の研究会に出席。非常に興味深い。 結局、日本では、市民対専門家という二項対立図式はあまり役に立たない、というのが私の意見である。欧米の文脈で本当に役にたっているかどうかも、本当はあやしいのではないだろうか。STSにおけるこの図式の多用は、いったいどこに起源があるのだろうか。いくつかルーツを考えることはできるけれど。 SHOTに ...
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[メモ][STS]「欧州の化学者が日本ではたらく理由」(日経BPアソシエ)
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-15 9:00)
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http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20090703/165049/ このうちの 欧米と比べた場合、日本の理系研究者の働き方はどう違うのか。 ラウレリアンさんは「日本はじっくり基礎研究に取り組めるところがいい」と言う。米シカゴ大学で3カ月間、研究に取り組んだこともある。そこで分かったのは、米国には外国人が多く人種の多様性があり、博士号を持つ研究者は研究に専念できるが、成果を出せなければ、ある日突然クビを言い渡されるドライな環境であることだ。 一方、日本では ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-15 9:00)
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9時のバスで大学。今日は授業も会議もない、研究三昧であるべきはずの日。しかしながら、午後、非常に体調が悪い。寝不足か、昼食の食べ過ぎか?血糖値の上昇がなんたらこうたら、という話と関係があるのか? ともかく、未読書の山をすこし減らしつつ、学会発表の準備。 日本の科学史家はもっとbig questionを問うべきだと思う。その一つの効果は一般的な興味関心を喚起することだけれど、それが目的ではない。科学史自体の魅力も、その存在意義も、有意義なbig questionを問うことができるかどうかにかかっているよ ...
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[雑][時事]民主党の科学政策
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-14 9:00)
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現在、衆院選にむけて、マニフェストや政策を練り直しているようだが、2007年のマニフェストを見る限り、ほとんど科学技術政策はないに等しい。ようするに票にならないからなのだろうが、本当に科学技術政策が欠如しているのであれば、民主党は短期政権にしか値しないだろう。 民主党のウェブサイトを見る限り、科学技術政策についてまとまったものは2002年のつぎの文章: http://www.dpj.or.jp/news/?num=11173 これはかなり詳しいのだが、2002年からアップデートがないというのは、それほ ...
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