[日記][旅行]ブダペスト5日目
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-31 9:00)
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ファティ・ファンがもう学会はたくさんだ、遠出しよう、というので、付き合って、お出かけ。いろいろ相談することもあるので、へたに講演を聴きに行くよりはむしろ有益だ。結局、学会というのは、講演自体よりも、廊下でする雑談に大きな意義があることが多いのだ。ただし、私は最後の時間帯のセッションがあるので、戻らないといけない。 ファティがいきたいというのは、ダニューブ・ベントと呼ばれる地域にあるエステルゴムという町である。ダニューブベントというのは、ドナウ川が西から南に曲がる地域で、いくつか風光明媚な町がある。エス ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-26 9:00)
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日曜日。朝、ラップトップが壊れていることを発見。なんというタイミングか。いや、旅行中に壊れるよりはましだけれど。 今回は、電源関係に問題があるらしく、スイッチをいれても、起動しようとしない。多分、熱でやられたのだろうと思う。温度に鈍感なのは必ずしもよいことばかりではない。 この日は、大学にはいかないつもりだったのだが、研究室においてあるふるいラップトップをとりに大学へ行く。まあ、これでなんとかなりそう。 今日はとてもよい天気である。こんな日こそ、海に泳ぎに行きたいのだけれど。結局、7月は一度も海岸へ行 ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-25 9:00)
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土曜日。昼食を近くのファミレスでとってから大学へ。 月曜日からの国際学会へいく出張の準備。プログラムを見ると、私の分野の重要な人はあまり多くないのだが、久しぶりに会うひとが何人かいる。日本人でも、なぜか4年ごとのこの国際学会でしか会わない、という人もいる。まあ、大きな学会というのは、年賀状みたいなもので、旧交を温めるのが主要な機能と考えるべきかもしれない。 James Mooreがプレナリーで、例の新しいダーウィンの本の話をするらしい。この人は前に会ったことがあったのだった。以前に日本に来ていて、未来 ...
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[時事]「【09衆院選】自民・菅氏「マニフェストに給付型奨学金創設を」(産経ニュース)
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-24 9:00)
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http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090723/elc0907232334014-n1.htm この動きはすでに文科省にあったように記憶しているのだけれど、選挙に向けて政策提言されるのはたぶんよいことなのだろう。 ただし、ここでの対象となっているのは、高校生と大学生だけのようで、大学院生は含まれていないようである。 この自民党側の動きに対して、民主党側はどういう提案をするのだろうか。 大学院教員に関わる人間としては、基礎科学や人文社会科学などの分野で ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-24 9:00)
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なぜか非常に体調が悪い。朝はゆっくり休んで、午前中の遅いバスで大学へ。 軽い本の読書をしつつ、学会発表の準備。あまりはかどらない。 来学期の授業の相談をする。うちの専攻では、今のところ科学史・科学社会論分野の院生が一人しかいないので、その一人の人の必要に合わせて完全なテーラーメイド教育で、一対一の授業を行うことができる。今年度は、科学史の必読基礎文献を軽く読んでもらったら、環境関係の科学史・STSの比較的有名な文献を読んでもらうよてい。 今後も、5年一貫に関しては、「科学と社会」分野の院生は一つの年度 ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-23 9:00)
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9時のバスで大学へ。妙に混んでいる。 種々雑用を片付けつつ、学会の準備と読書。 夕食後、2000m泳ぐ。今日はゆっくり。 終バスで帰宅。
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[STS][逗子][時事]「池子住宅地区の一部返還打診 国が逗子市に」(産経ニュース)
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-22 9:00)
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http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/090722/kng0907222203004-n1.htm ちょっとメモ。地元のことなので、少し資料を集め始めていた。今後、どう動くか。そもそもなぜこの時期に防衛省がこういう動きをしているのだろうか。
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-22 9:00)
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風が強くて雨で、暴風雨のような朝。いや、大げさか。今日は8時過ぎのバスで大学へ向かう。眠い。 9時から内井先生・湯川先生のセミナー。夕べは12時ごろまで飲んでいたらしく、しかも翌朝は9時からセミナーである。総研大というのは、ゲストでお招きした先生をずいぶんと酷使するところである。終バスを逃した学生は大学で泊まり込んだらしく、セミナーの開始時点ではまだ起きてこない。 ライプニッツのモナドロジーというのは、要するに情報一元論ということらしい。宇宙全体がコンピュータ・シミュレーションみたいなものか。おもわず ...
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[雑][大学]大学院定員割れは悪か?
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-21 9:00)
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大学院入試でどこも受験生が集まらないらしい。しかし、現在の状況で大学院受験生が増えたらむしろおかしいのではないか。とくに博士課程に関してはなおさらだ。博士号をとっても研究者として就職する可能性が非常に低くなっている現在、リスクの大きい博士課程へ受験生が集まらないのは当然だ。 それに対して、これを問題としてとらえ、なんとか受験生を集めようとするのは間違っていると思う。博士号取得者をむやみに増やすべきではない。大学院側、教員側の都合で、博士を生産すべきではない。教員に都合がよいからという理由で、博士号取得 ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-7-21 9:00)
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いつもより一本遅いバスで大学へ。昼から専攻委員会、教授会。両方とも比較的スムースに終わって助かる。 3時から葉山セミナー(大学院科目先導科学考究を兼ねる)。科学哲学の内井先生がスピーカーだが、科学哲学というよりも、ダーウィンの科学思想史的位置づけといった話で(と言ったら怒られるかもしれないけれど)、充実した内容と、見事な話術で、大変印象的な講演だった。たまには思想史も悪くない。 6時より懇親会。内井先生はなかなか率直な物言いをする方なので、話していて楽しい二次会の掘りごたつ部屋へ移動し、終バスぎりぎり ...
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