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[日記]ワシントン出張3日目  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-10-30 9:00) 
学会2日目(初日は無きに等しいとして)。8時から3つ続きのスレッドに参加。場所に関する様々な問題を扱うもの。建築、都市工学と絡めて話が多かったけれど、全体的に色々なものが混ざったスレッド。最後に私の発表である。15分ではやはりあまりうまくしゃべれなかった、というのが正直なところで、同時に、後半部分は場所の話よりも専門性の話なので、いまいちスレッドのテーマとフィットしなかった。興味をもってくれた人もいたので、まったく失敗というわけでもなかったようではある。 最後の時間帯はプレナリー。STSの未来、という ...
[日記]ワシントン出張2日目  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-10-29 9:00) 
4Sはセッションが多いので、始まる時間が早い。今年は8時からだ。しかも昼のセッションまで入っていたりする。 例年、4Sの発表というのは、玉石混交なのだが、なぜか今日の発表を聞いた限りでは、妙に粒がそろっている気がした。なんでだろう。 一つ印象的なのは、Naomi OreskesのMerchants of Doubtという話。これについては後で書く。 夜は、前学期の授業のOB・OG?4人で。23番街のエスニック料理が集中している地域で見つけたエチオピア料理の店に興味本位で入ってみると、なかなかおいしい。 ...
[科学史][STS] Merchant of Doubt  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-10-29 9:00) 
今日の4Sはどれも大変よくできたセッションばかりだったが、中でも印象的だったのが、Naomi Oreskesの発表だった。Merchants of Doubtというのは、彼女の出版予定の本の題名になるそうだ。OreskesはPeter Galisonの最初の弟子で(あとDavid Kaiserがダートマスの学部生だったころの指導教授)、今はUC San DiegoのSTSプログラムのチェアだったと思う。ただ、物理学ではなく、地球科学、プレートテクトニクスや、海洋学の歴史についての専門家で、今回の発表は ...
[日記]ワシントン出張1日目(4S)  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-10-28 9:00) 
7時少し前に目覚めて、荷造りを始める。7時50分のバスで逗子、8時19分発のエアポート成田で成田空港へ向かい、10時40分に到着。だいぶ時間に余裕がある。ラウンジでいろいろ仕事。 成田からデトロイトは運よく出口席。出口席の良いのは、人に気兼ねなく席を立てるし、人が席を立つときにどかなくてもよいことである。ひたすら眠ったり、目が覚めたら本を読んだり、コンピュータで仕事。映画は見ない。Museum at Night 2をやっていて、これからワシントンへ行く人にとっては見るのもよいかもしれないけれど。 デト ...
[大学]ポスドクは一万人がいいのか?  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-10-28 9:00) 
まず、よくある誤解として、ポスドク1万人計画が博士過剰問題の原因であるようかのような議論がある。これはあやまりで、本当の起源は大学院重点化である。ポスドクの増加は、任期付きでも雇用機会が増えているのだから、全体として雇用者は増えているはずなのであり、博士過剰の問題を緩和しているはずである。 ただ、ポスドクのポストは一時的なものなので、問題の先送りでしかない、ということはよく言われる。つまりポスドクが終わったあとのことはどうなるのか、ということである。その観点から、ポスドク一万人計画の一万人というのはあ ...
[日記]  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-10-27 9:00) 
朝おきたら、天気が良いので、洗濯をしてから大学へ。 午後1時から会議に行ったら、12時に開始だった。このところ、失態が続いている。スケジュール管理をちゃんとすればよいのだが、普段はこれほど忙しくは無いので、あまり問題は生じないでいたのである。 出張前で、いろいろ忙しい。種々の書類を書く。結局、発表の準備はまだ完了しない。いい加減に、飛行機の中で準備を続けて、発表の前の日に仕上げる習慣をやめるべきだと思うのだが。まずは、学会発表の数を減らすべきだろう。
[日記]  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-10-26 9:00) 
東京出張。政策研究大学院大学で研究打ち合わせ。環境科学や戦後日本の科学技術史について。 夜、中野へ移動して、また打ち合わせ。 ご馳走になって、遅く帰宅。 帰りの電車の中で、ダブル・ブッキングに気付く。プログレスにかぶっていた出張をスケジュールしなおしたら、今度は別のにかぶってしまったのだった。これはまずい。
[日記]  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-10-25 9:00) 
日曜日。やや遅くおきる。昼食をファミレスで、コーヒーをのみつつマーチャントを読み終える。 午後から大学。知的労働というよりも、種々書類書きと雑用ですごす。 夕食後、2000m泳ぐ。47分ほど。 終バスで帰宅。明日は東京出張。三箇所ほど行きたいところがあって、結構忙しい。
[STS] サイエンスカフェ  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-10-25 9:00) 
18日に「脳死カフェ」というものが開かれたらしい。このサイエンスカフェには興味をもった。というのも、日本ではめずらしく本当の意味でのサイエンスカフェのテーマだと思ったからであり、実際にどのような議論があったのか大いに興味が持てるからである。 日本におけるサイエンスカフェの流行 ここ数年の日本におけるサイエンスカフェの流行は目覚しい。「サイエンスカフェポータル」というウェブサイトがあって、これを見ると、日本でいつどこでサイエンスカフェが開かれ、そして今後開かれるのか、知ることができる: http://s ...
[日記]  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2009-10-24 9:00) 
今日は清掃のため立ち入りができないそうで、大学には行かない。 すこし遅く家を出て、川崎図書館へ行って、ちょっとした調査と仕事をする。 閉館後、スタバへ行って10時ごろまで仕事を続ける。



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