[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-11-14 9:00)
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土曜日で休養日。朝起きると、眼が悪くなっているのが分かる。マイクロフィルムを見続けていたせいだろうか。昨日の残りのピザで朝食を済ませて、朝は少し仕事。昼近くになってから、近くで開かれているFarmer’s Marketを見物。結局何も買わずに終わる。ホテルの近くのケイジャン・レストランで昼食。無難にガンボとジャンバラヤ。かなり人気のある店らしく、帰るときには行列ができていた。今日は、フットボールの試合の日であるせいかもしれないが。 レストランからの帰り道でちょっと映画館を見ると、Michael Moo ...
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[映画]Michael Moore, Capitalism: A Love Story
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-11-14 9:00)
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この映画は要するにいかに資本主義が邪悪で、非人間的で、非道徳的か、という話。中身はいつものMooreの映画のパターン通り。今回はとくに、銀行に借金を返せずに家を取り上げられて追い出されてしまう人たちが主要な題材。それに対する悪役のほうは、大銀行のCEOたちと、彼らと結託する政治家たちである。家を所有していた中流階級の人たちが、Greenspanにそそのかされて、家を担保に借金し、そのお金で物を買いまくってアメリカ経済に(日本経済にも)貢献した挙句、病気になったり怪我をしたり、経済が悪くなって収入が減っ ...
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[時事]いわゆる「事業仕分け」について(科学技術人材育成関係を中心に)
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-11-14 9:00)
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今週は、行政刷新会議のワーキンググループの会合が三回開かれ、いわゆる「事業仕分け」がなされた。日本にいたら、中継を見ていたところだが、出張中で見ることもできず、やむを得ないので、今日になって情報収集をしている。 三つのワーキンググループが並行して走るという興味深いやり方で、そのうちの第三ワーキンググループが学術行政にかかわるもので、とくに13日にいくつか気になる決定がなされた。スーパーコンピュータやSpring8については、それぞれ専門家が議論するのに任せよう。私はこれらの事業の予算縮減や、凍結は、そ ...
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[レストラン]Zachary’s
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-11-13 9:00)
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シカゴから始まったらしいチェーン店なのだが、バークレーの支店はかなり混んでいて、相当な人気であるらしい。ここのピザの特徴は、Deep Dishピザで、よくデザートのパイにあるような3センチぐらいの縁のついたピザ生地に、たっぷりチーズとソースを流し込んだピザである。ほとんどチーズを食べているようなもので、チーズが好きな人間にはたまらない。他方、ピザの生地を楽しみたい人には向かない。 少なくとも私が行ったときは非常に混んでいた。そして、この店の面白いのは客のあしらい方である。客はまずポディアム(演説台みた ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-11-13 9:00)
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午前中から、Bancroft Libraryへ。昼は学内のFree Speech Movement Cafeで軽く食べて、続けて、Bancroft Libraryで仕事をする。 午後は、プリンターがしばらくあかなかったので、いったいどうなるかと思ったけれど、閉館前の30分をフル活用して、まあまあ、おおよそ欲しいものは手にはいったと思う。 しかし、まあ、一度の滞在では絶対取りこぼしがあるので、また機会を見てこようと思う。来年度からは学会発表よりも、アーカイブズ訪問を優先したり、学会発表とアーカイブズ訪問 ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-11-12 9:00)
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10時の開館に合わせて、Bancroft Libraryへ。昼に、BerkeleyのScience Studiesに関心のある人たちの昼食会に参加する。科学史の人たちと、人類学の人たち、それから他の大学からの客員の人たちなど。Science Studiesというのは、どうやらBerkeleyでも、科学史とは一応、一線を画しているような雰囲気である。だが、どうもよくわからないのだけれど、後でまた詳しく聞いてみよう。 全体として、こちらの様子が分かって面白かった。 それから来年の4Sに対する関心はかなり高 ...
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[科学史][アーカイブズ]Bancroft Library利用記
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-11-12 9:00)
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Bancroft Libraryというのはカリフォルニア大学の大学アーカイブズである。これについての全体の説明をするつもりはない。私は知らないし、ウェブサイトを見ればわかることだ。 http://bancroft.berkeley.edu/ ここでは、利用者の立場から、これがどんなものかを書いてみようと思う。大学アーカイブズ、一般にアーカイブズというものがどういうものか日本ではよく知られていない。以前にエントリーを書いた、湯川・朝永・坂田のアーカイブズの科研費プロジェクトにおいても、実際の歴史研究をし ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-11-11 9:00)
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Labor dayで、Bancroft Libraryはお休み。Lawerence Hall of Scienceへ行って、サイクロトロンの写真を撮ってくる。これについては後でまた詳しく書く。 夕食はJakartaというインドネシア料理店。 ホテルのFitness roomで一時間ほど運動してすぐに寝る。
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-11-10 9:00)
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今日から、またアメリカ出張。これが今年最後のアメリカ出張だろう。 午前中、成田空港で来年度から着任する人と会う。空港第一ビル出発階のスタバといってすぐに場所が分かるはずだと思い込んでいたのは私の間違いだった。よもやま打ち合わせ。しばらくアメリカの大学にいると、日本の大学の様子がどう見えるかを思い出して面白かった。 サンフランシスコは、アメリカでも行くのが楽な都市だ。直行便で行くことができ、到着したときちょうど朝になる。同じ日を二回繰り返すことができるようなものだ。飛行機では食事前後に映画を一本だけ。T ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-11-9 9:00)
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東京出張。駒場図書館で作業。 午後から大学院生たちと、次の本を討論: Leviathan and the Air Pump: Hobbes, Boyle, and the Experimental Life 作者: Steven Shapin, Simon Schaffer 出版社/メーカー: Princeton Univ Pr 発売日: 1989/10/01 メディア: ペーパーバック クリック: 1回 Amazon.co.jpで詳細を見る 「科学革命」とは何だったのか―新し ...
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