[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2010-1-27 9:00)
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今日は雨。この日はダーウィン・カレッジでフォーマル・ディナー。ジャケット着用で、すこし遅れて、歩いてニーダム研へ行く。いつも通りランチ、しかし、今日は散歩はなしにする。 ダーウィン・カレッジというのは、ケム側のほとり、クイーンズ・カレッジの向かいにある、比較的新しいカレッジで、Gonville and Caius、Trinity、そしてSt. Johnという古い有力カレッジが作った大学院カレッジである。フォーマルディナーというだけあって、ジャケットとネクタイ着用が必要で、ジーンズ不可。ネクタイなんて持 ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2010-1-26 9:00)
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午前中から、ニーダム研へ。良く眠れず、体調が悪い。いつも通り、ロビンソンカレッジでランチ、スタバで読書。Diracの伝記を一章だけ読み進める。 旅行中になくしたデジカメのケーブルを入手しようと、Grand Arcadeのソニーショップに行ってみたのだが、DSC-WX1のケーブルはないとか言われてしまった。新型なので、まだイギリスでは販売していないとでもいうのだろうか。そもそも普通にUSBケーブルが使えないのが、ソニー製品のいやなところなのだが、自社製品でも規格が統一されていないのはちょっと驚きである。 ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2010-1-25 9:00)
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月曜日。いつものように午前中からニーダム研、執筆に集中。うまく集中できると、昼食の時間にはぐったり疲れていて、食事するのもしゃべるのも面倒。いつものようにロビンソンカレッジでランチ。ロンドンの科学博物館でのつぎの展示のことが話題に: http://www.1001inventions.com/ これのキュレーターがテレビだか、ラジオだかで、イスラム科学という言い方は、特定の宗教と結び付けてよろしくない、とか言っていたそうである。実際には多様な宗教があったので、ということらしいのだが、では一体どういった ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2010-1-24 9:00)
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日曜日。宿舎の自室で行いたい作業があったので、一日部屋で過ごす。というのも、ニーダム研では、帯域が乏しいのでネット上での動画の視聴が禁止なのだが、e-learningの教材の動画を確認するという作業をしなければならない。ところが、宿舎のネットはいつも不安定で、朝は比較的よくつながるのだけれど、夜はまるでつながらない。たぶん、誰かがネットゲームでもやっているんじゃないかと想像しているのだけれど。そこで昼の間に作業をやろうと思ったのだが、日曜日の昼は平日の夜とおなじ条件であるのか、結局、いつまでたってもつ ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2010-1-23 9:00)
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土曜日。昼から街に出て、買い物をして、ニーダム研へ。あとは仕事、仕事。
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2010-1-22 9:00)
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今日は雨。朝からニーダム研へ。雨の日に自転車で行くのは抵抗があるので、歩いて行ったのだが、イギリスではあまり雨に濡れるのは気にしないようである。今日は午後にセミナーがあるので、散歩はなし。プロポーザルをだいたい仕上げる。 午後からセミナー。ニーダム研では学期中はテキストリーディングセミナーというのがあって、文字通りみんなでテキストを読む。というわけで、私にとっては漢文の練習になる。この日は最近学位をとった若い人で、発表者が若い女性だから、それとも学期の最初だからしらないが、参加者がかなり多い。内容は仏 ...
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[時事][メディア]「関係者」問題
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2010-1-22 9:00)
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小沢一郎関係の報道に関し、マスメディアが「関係者による」というソースの表示をした報道が不適切だと原口総務大臣が発言し、それに対し、マスメディアが報道規制だと猛反発しているようである。 ニュースソースの秘匿は、たしかに自由な報道の根幹であり、その意味でマスメディアの反発は正しい。マスメディアのほうは「関係者」が誰であるか明らかにする義務はもちろんない。 むしろ重要なのは、「関係者による」という表現に対して受けての側が適切に反応することだと思う。「関係者による」という表現は、「関係者」がそういっているので ...
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[大学]Ph. D. Studentship
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2010-1-22 9:00)
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科学史関係のメーリングリストで、ときどきイギリスやヨーロッパの大学におけるPh. D. Studentshipの募集の広告を見かける。こういう制度はうらやましいと思う。アメリカではこういう言い方はしないけれど、大学院生の生活をサポートするのは当然なので、事実上、同じ制度があるといってよい。つまり、先進国で、大学院生のサポートが貧弱なのは、かなり日本独特の現象である。 Ph. D. Studentshipというのがおおよそ次のようなものだろうと思う。ようするに、大学が給与のついたポジションとして、ある分 ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2010-1-21 9:00)
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昨夜帰ってみると、部屋のなかに金庫が置いてあるので、何だろうと思って見てみるとメモがあって、家賃をこの中に入れておいてくれ、とのこと。後で、とりに来るらしい。なかなか面白いお金の受け渡し方をするものである。 午前中から、ニーダム研で仕事。いつも通りの一日。なかなか仕事が進まない。
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[読書]How Professors Think: Inside the Curious World of Academic Judgment
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2010-1-21 9:00)
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How Professors Think: Inside the Curious World of Academic Judgment 作者: Michele Lamont 出版社/メーカー: Harvard University Press 発売日: 2009/03/31 メディア: ハードカバー クリック: 7回 Amazon.co.jpで詳細を見る 先週の旅行の間に読んだ本。前に日記でちょっと言及したが、著者はFrance出身のHarvardの社会学者で、cultural so ...
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