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[読書]ナオミ・オレスケス&エリック・M・コンウェイ(福岡洋一訳)『世界を騙しつづける科学者たち』楽工  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2012-1-9 9:00) 
世界を騙しつづける科学者たち〈上〉 作者: ナオミオレスケス,エリック・M.コンウェイ,Naomi Oreskes,Erik M. Conway,福岡洋一 出版社/メーカー: 楽工社 発売日: 2011/11 メディア: 単行本 クリック: 15回 この商品を含むブログ (2件) を見る 前から読まなければと思っていたところ、訳書を御恵贈いただいたので、紹介する。原題はMerchants of Doubt。コンウェイはよく知らないが、オレスケスは、科学史家で、現在カリフォルニア大学サ ...
[時事][STS]東電原発事故と科学技術社会論・科学史、問題の枠組みの試案  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2011-7-17 9:00) 
東日本大震災とそれに続いて起こった福島における東電の原発事故は、これまで当然視されていた前提をいくつも覆し、見過ごされていた様々な問題を改めて暴きだした。日本にいる大多数の人たちはそれらの問題に関心を持たざるを得ないし、それはおそらく自然であると同時に、必要でさえもあるだろう。科学技術社会論(以下、STSと書く)とよばれる分野の人たちも例外ではない。現在の状況に直面し、何かをしなければという衝動を強く感じているこの分野人たちは少なくはないはずである。だが、それは一方で、機会に乗じて研究のネタを得て、名 ...
[読書]吉岡斉『原発と日本の未来:原子力は温暖化対策の切り札か』岩波ブックレット No. 802、岩波  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2011-5-11 9:00) 
前のエントリーに引き続き、折角なので、同じ著者によって書かれたこちらも紹介しておく。こちらのほうは今でも簡単に入手できるはず。本というよりは短いブックレットで、手軽に読むことができる。 基本的な主張は、原子力産業を現在の国の「過保護」状態から引き離し、独り立ちさせよ、ということ。著者は、自分の立場は脱原発ではないとするが、独り立ちしたときの原発の「生存可能性」を低く評価しているので、事実上は脱原発に近い、ということになる。 著者のいう過保護状態とは、いうまでもなく、電力会社の経済コストやリスクを国が肩 ...
[読書]吉岡斉『原子力の社会史:その日本的展開』朝日選書、1999.  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2011-5-9 9:00) 
すこし前に読んで書評を書こうと思ったまま、しばらく時間がたってしまった。忘れないうちに、幾つか思いつく点を書いておく。 この本は日本の原子力の歴史に関しては最良の書だろうと思う。戦前からこの本が書かれた時期までを手際よく通観しているだけでなく、大量の情報を扱いつつ、冷静になされたその社会的・政治的分析はお見事としかいいようがない。日本の原子力の歴史に興味のある人は、とりあえずはこれから読むのが良いと思う。ただ問題は、第一に現在品切れ中で、古書としてかなり高価でなければ入手できないこと。ただ、図書館で見 ...
[STS]科学コミュニケーションと個人と組織  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2011-5-7 9:00) 
先週末、東京で開かれた研究会に二つほど出席した。どちらも、とても印象深く、かつ色々と考えさせられるものだった。その二つの研究会で共通したのは、今回の震災で、科学コミュニケーションに対する批判が向けられている、という話だった。あれだけ予算をつぎ込んでおいて、非常時にいったい何をしていたのか、という批判があるらしい。これはこれで気にかかる問題であるが、それとは直接関係なく、これらの研究会に参加して、思ったことを書いてみる。*1それは、組織と個人の関係、あるいは特殊利益と一般利益の関係の問題である。 組織と ...
[緊急]shtyle.fmに関して  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2010-10-13 9:00) 
万一、私の名前でShtyle.fmに関する電子メールが届いたら、削除してください。どうも申し訳ありません。 このShtyle.fmというのは、登録すると、登録した電子メールの住所録を使って、登録した電子メールを送り先にして、勝手に招待状のようなもの([写真を掲載したので見て下さい」のようなもの)を出すようです。招待を受取った側は、知り合いの名前で送られてきた電子メールを見て、つい登録してしまう。私も知り合いの電子メールアドレスで送られてきたものを見て、何か見なければいけないものがあるのかと思い、登録し ...
[大学]Academic Dishonesty  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2010-9-6 9:00) 
ここ数日、ツイッターで「カンニング」のことが話題になっている。早稲田大学の学生が東浩紀氏の授業の試験で、隣の人の答案を見せてもらったことを公然とツイートし、それを東氏自身が見つけて、それについてツイートし、さらにそれに対して様々な興味深い反応があった。*1中でも、東氏が問題の学生の不正行為を「晒し」たことを批判するツイートがあったらしい。*2、それはたとえば、たかがカンニングごときでさわぐなという批判であったり、*3あるいは大学の教師はカンニングのようなことがおこらないように試験を工夫すべきであって、 ...
[大学]日本は高等教育過剰か?(2)  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2010-9-5 9:00) 
この前のエントリーを書いてから二週間間があいてしまった。先週は、4S(Society for Social Studies of Science)とその前のワークショップが2件あり、一週間の間に4つプレゼンをするというむちゃなことをやって、先々週の日曜日はその準備でいそがしく、先週は学会終了後の虚脱状態で、ブログを書くどころではなかったのである。 前のエントリーで、高等教育過剰論の次の5つの議論について書いてみた。 大学卒業生および他の知的職業の就職難 少子化による若年人口の減少 学生の質の低下 ...
[大学][STS] 日本は高等教育過剰か?(1)  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2010-8-15 9:00) 
日本は高等教育過剰か?この問い自体が様々な曖昧さを含んでいる。まず第一に、過剰かどうかは、何をもって適正な基準とするかに依存する。従って、日本に高等教育が過剰であるとする議論において、何をもって適正なな基準とするかが示されていないのであれば、迷走した議論にしかなりえない。そして、何が適正であるかは、論理的に導きだされるものではなく、主権者の政治的判断によって決定されるべきことであると思う。 第二に、過剰ということ自体にも、様々な意味がありうる。なされている教育の量や質 が過剰なのか、大学生数ないし大学 ...
[読書][STS] Sheila Jasanoff &Sang-Hyun Kim, ”Containing the Atom: Sociotechnical Imaginaries and N  from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録  (2010-8-13 9:00) 
”Sociotechnical imaginaries”という概念を導入した論文。去年の4Sでも、ジャザノフがセッションをやって話題になり、今年東京で開かれる4S(Society for Social Studies of Science)でも二つ続きのセッションをやるらしい。 Jasanoffはよく知られているので、説明は不要だろう。Sang-Hyun Kimは彼女のところでポスドクをやっていて、今は韓国にいる。もともとエディンバラのドナルド・マッケンジーのところで、気候学の歴史について学位論文を書 ...



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