[雑][時事][環境]Fred Pearce, ”Lose this...or build eight power stations,”New Scientist, (18 April
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-4-29 9:00)
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いずれこういう話が出てくるだろうとは思った。ただ、これはとくに典型的なジレンマと言えるかもしれない。 Severn川の河口というのは、CardiffやBristolのあたりで、ここは特に潮汐が差が非常に大きいところで、高潮が川をさかのぼるSevern Boreという現象が発生する。河口部には湿地帯があって、野生動物、とくに野鳥が冬季に多く生息している。この高潮のために、この場所は潮汐発電に非常によい場所になっていて、火力発電所の8個分の電力を供給できるという予測があるという。潮汐発電は、温室効果ガスを ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-4-29 9:00)
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9時のバスで大学へ。着いたところで今日は祝日だと気付く。緑の日。バスが遅れたにしてはどうも変だと思った。 とりあえずいくつか仕事をするが、あまり進まない。いくつか書きものを進める。 いつもどおり夕食後に2000m泳いで帰宅。
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[雑][IT]Researchmap
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-4-28 9:00)
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http://researchmap.jp/ ようするに研究者向けSNSと思われる。うちの専攻で使うことになりそうなので、一応、登録。ROISの提供で、たぶん、NIIやその分野の人たちがいまのところ大部分のメンバーのようである。 ちなみに、まだベータ版で、招待制。
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-4-28 9:00)
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バスを逃して、遅いバスで大学へ。バス停からの大学へ行く道で、2年生の一人に、なぜ今年は新歓コンパがあって、去年はなかったのか、などについて、おしゃべり。内心考えていた仮説はどうやら正しいらしい。 昼からミーティング。「合同入試説明会」というのが6月に開かれる: http://www.esb.soken.ac.jp/seminar/pdf/20090516.pdf こういうのをPDF(しかも完全な画像PDFらしい)でのみ掲載するのは私の考えではない。私自身は、ポスターなんかに凝るよりも、SEOしたウェブ ...
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[読書]『朝日ジャーナル』4.30日号。
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-4-27 9:00)
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週刊朝日の増刊として、創刊50年記念。生協で売っていたら買うつもりだったのだけれど、売ってなかったので、図書館で読む。 危機感がこの号を出した動機だそうだ。だが、全体として、危機感を通り越して、今の日本の絶望的な状況、とくに若い人たちにとって絶望的な状況をよくとらえた号となっていると思う。絶望的であることには、よく共感できるのだけれど、そのわりには、その絶望の性質と原因については、まだ私にはうまく整理しきれない。経済的な意味での絶望、貧困と格差はたしかにあるとしても、それだけの問題とも思えない。 博士 ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-4-27 9:00)
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駒場非常勤。10:40に駒場に到着するための最後の電車は高崎行き特別快速に乗ることだが、大井町は止まらないので、横浜で乗り換えなければならない。 授業でとりあげる最初のリーディングは日本語の総説で、まあ、簡単に読めるけれど、内容が豊富で議論が尽きない。 先週と同じ面子でランチ。午後は図書館でしばらく過ごした後に、イタリアントマトでコーヒー、生協で夕食、駒場野公園で水泳をして9時20分渋谷初逗子行きの電車で帰宅。
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-4-26 9:00)
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日曜日、天気は非常に良いが風が強い。葉山では良くあることで、洗濯物を干すと吹き飛ばされたり、物干し竿が外れたりする。あきらめて、屋内で干す。 マニマニで昼食。ここに来るのはやはり地元の人間か、森戸海岸をデート中のカップルであるらしい。 神奈川県立美術館の葉山別館へ行く。荘司福生誕百年展。まったく知らない画家だったけれど、ぞくぞくするほど面白く、行ってよかった。初期のころは原色を用いた人物画でマチスやゴーギャンのような作風だったのが、中期に仏教的なモチーフを取り入れ、晩年には日本画的な風景画。私には初期 ...
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[雑][STS]”Fuming”
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-4-18 9:00)
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New Scientistの4月4日、David Robsonによる記事。 Michael Siegelという、長い間たばこの害についての研究をしてきた研究者が、受動喫煙の害を主張する研究や、野外禁煙についての効果について疑問をつけたところ、喫煙の害についての研究で重要なメーリングリストから追い出されたという。あるいは、Carl Phillipsという研究者は無煙たばこによって喫煙の害を減らすことを支持していて、無煙たばこの会社から研究費をうけとったりしているのだが、そのために彼の敵対者が彼の勤める大 ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-4-18 9:00)
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土曜日。いつもどおり、ファミレスで昼食後大学へ。今日は東大非常勤でアサインするリーディングを整理。束ねてみるとあまり量はない。 食後に2000m泳いで帰宅。
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[読書]中山茂『科学技術の国際競争力』朝日新聞社、2006
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-4-17 9:00)
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科学技術の国際競争力 (朝日選書793) 作者: 中山茂 出版社/メーカー: 朝日新聞社 発売日: 2006/02/07 メディア: 単行本 授業の準備のために読み返す。日米の科学技術研究体制とその社会的・文化的背景を概観するのに非常に良い本である。 日本の科学技術政策としては、どの程度アメリカを参考にし、参考にしないか、ということが一つのポイントで、その意味で、両者の歴史的違いを理解しておく必要がある。単にアメリカを真似すればよいというものでもない。 ただ、そういう観点自体がある種の ...
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