[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-6-15 9:00)
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駒場非常勤の日。前夜よく眠れず、しかもなぜか妙に早く目が覚めてしまう。6時半ごろのバスで逗子へ向かい、7時11分ごろの湘南新宿ラインで、快適に渋谷へ行く。非常勤講師控え室で仕事をしようとするがあまり能率がよろしくない。寝不足で頭がまるで回らない。 授業では、Mead&Metrauxの高校生の科学・科学者イメージについての論文とGoffman。ミードのほうは、50年前の調査にも関わらず、意外と今からみて違和感がないことにちょっと驚くのである。いったい何がこういったイメージのソースだったのだろうか。 授業 ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-6-14 9:00)
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日曜日だが、昨日はお出かけしたので、この日は午後から大学へ。Goffmanを読んだり、社会学の入門書をいくつかひっくり返してみたりして過ごす。 Goffmanは緻密に書かれた小説の人間行動の描写を思わせるようなところがあって、私にとってはとても面白い。社会学者のひとがかえって馬鹿にするのはそのあたりなのかもしれないけれど、歴史家にとっては十分面白いし、いろいろ示唆的である。 夕食後、2000m泳ぐ。先客にずいぶんと速い人がいて、ついついペースがあがり、47分01秒。
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[読書]John Darnton, Darwin Conspiracy
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-6-13 9:00)
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今日、聞き終えた。こちらのほうがAngels and Damonsよりも私の好みではある。アクションが無いので、映画化されたりはしないだろうとは思う。 とはいえ、あまり説得力のあるフィクションではない。それに、ガラパゴス島でフィールドワークをしていた主人公が突然、ダーウィンについての科学史的研究を始めるというのは、あまりに非現実的だ。そもそも文書館から資料を盗み出したりしてはいけない。 著者がどこから着想を得たのかの分析はちょっと面白いかもしれない。最近の科学上の不正行為の話はあきらかに影響を与えてい ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-6-13 9:00)
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神奈川県立図書館へ行く。総研大の図書館は小さいので時々、あちこちの図書館にお出かけしないといけない。 Google mapで、新逗子から日の出町へ出れば、歩いていける、ということがわかった。 日の出町というところは駅の近くにストリップ劇場とか、ラブホテルとかがあったりする。 途中にある横浜市立中央図書館がずいぶん立派な図書館である。こんな近いところに二つも大きな公共図書館があるのは無駄だと思うのだけれど。 図書館で、Goffmanなどを読むが、どうも調子がでない。 閉館まで粘ったのち、桜木町のスタバで ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-6-12 9:00)
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少しはやめに大学へ行って、授業の準備の仕上げ。 大学の食堂で昼食。水曜日から新しい業者がはいってリオープンしたのである。 定食500円。あまり洗練された料理というわけでもないけれど、サラダ類がセルフサービスでたっぷり盛ることができ、野菜がたくさんとれるのが、とても良い。 午後から授業。3時間しゃべり続けるのはしんどい。一時間ごとに5分休憩。 終了後はかなりぐったりする。 夕食後、水泳。なぜかペースがよく、48分をきる。 終バスで帰宅。
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-6-8 9:00)
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よく眠れないまま、早く目が覚めて、駒場出張。7時50分ごろの湘南新宿ラインで、渋谷へ。今日の授業での発表は私が担当することにしたので、電車のなかで朝ごはんを食べつつレジュメを書く。Hilgartnerの”The Dominant View of Popularization.” すでに何度も読んでいるので、すぐに終了。この時間帯だと、グリーン車でも立っている人がいる。大崎で降りる人はソニーの人なんだろうか。 授業のあと、久しぶりに満瑠賀で食事。午後は図書館で仕事をするが、寝不足で、いまいち調子がよろし ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-6-7 9:00)
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日曜日ということで休養。神奈川近代文学館の森鴎外展を見に行く。 http://www.kanabun.or.jp/ 最終日の駆け込みである。元町付近へ行くのは、だいぶ久しぶりだ。港の見える丘公園は結構人がいたけれど、文学館はあまり混んでいなかった。お年寄りが多い。文学的な関心と、科学史的な関心、それと西洋的な概念の輸入(つまり日本語化)といった問題に関心があったのだが、展示のほうは、まあ、表面的。しかし、鴎外を読んだのはだいぶ前で、関心を呼び覚ますのには良い機会だった。晩年の彼はいったい何を考えていた ...
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-6-6 9:00)
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オープンキャンパス二日目。午前中に、個別相談。 午後にすこし、仕事をする。 夕食後に2000m泳いで、帰宅。 The Darwin Conspiracyを聞き始める。
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-6-5 9:00)
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今日はオープンキャンパス一日目。9時のバスで大学。雑用を2,3片付けて、水泳。2000m泳いでランチ。食後にオープンキャンパスのプレゼンに手をいれて、2時からオープンキャンパス。博士の就職難のわりには案外来る人がいるもんだと思う。 終バスまで、懇親会につきあう。
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[日記]
from Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録
(2009-6-4 9:00)
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本郷出張。まずは図書館を梯子して、資料集め。赤門から入って、教育学部、経済学部。 そこから赤門を出て、久しぶりに「けいすけ」のラーメンで、ランチ。前よりだいぶ麺が太くなった気がするが。 午後は、総合図書館、情報学環へ行ってから、理学部一号館のドトールでコーヒー・ブレーク。続いて、理学部・物理学科。 どうも、今回の調査ははずれが多い。1910年の日英博覧会について調べているのだけれど、なかなか見つけたいものがみつからない。これはまあ、急ぎではないのだけれど。 総合図書館で借りた小林信一氏の本は有益。 一 ...
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